ゴルフ~体力に自信がなくてもOK~【濱西慎一】
こんにちは、濱西慎一です。この間、妻と一緒に久々にゴルフのコースを回ってきました。都内から少し離れたところなので自然に囲まれた有意義な時間だったのですが、あまり若い方を見かけなかったのは少し残念に思いました。
今回は、若い人があまりゴルフを趣味にしない理由や、初心者が最低限準備する道具、ゴルフを趣味にするメリットなどをまとめています。若い方にもゴルフはおすすめなので、ぜひ参考にしてください。
ゴルフを趣味にする若者が少ない理由は?
一般的に、ゴルフはまだまだお金のかかる趣味だと考えられています。道具を揃えるのにもお金がかかりますし、その道具も消耗品であるため一定の期間使用すれば買い替えの時期がきます。
初心者用の一式であれば安価なものを探したり中古のものを探したりしてなんとか揃えられますが、他の趣味同様上達すればするほど良いものを使いたくなるのが人間の性というものです。実際、上手になってきたら道具にお金をかけてしまいたくなる方は多いですね。
また、ゴルフクラブの中にはしっかりとしたドレスコードが存在するところもあります。「クラブハウス内ではジャケットの着用が必須」などの決まりがある所もあります。相応しい服装をするために服や靴を揃えるためのお金もかかります。
また、ゴルフコースを回るのにもお金がかかりますし、クラブの会員になれば年会費もかかりますよね。周りに教えてくれる人がいなければ初心者が始める敷居も少し高めに見えるところもゴルフを趣味にする若い方が少ない理由なのではないかと思います。
ゴルフ初心者が最低限揃えるものとは?
初心者がゴルフを始める際に最低限揃えたいものを紹介します。
【ゴルフ初心者が揃える最低限のもの一覧】
- ゴルフクラブセット(一式)
- ゴルフボール
- ゴルフウェア(一式)
- ゴルフティー
- マーカー
ゴルフクラブセット(一式)
【ゴルフクラブの種類】
- ドライバー
- フェアウェイウッド
- アイアン
- ユーティリティ
- ウェッジ
- パター
ゴルフクラブの種類は大まかに分けて6種類です。これらを必要な分だけピックアップして持っていくことになります。
コースを回る際に持ち込めるのは最大14本という決まりがありますが、初心者は必ずしも14本ギリギリまで持っていく必要はありません。
ゴルフボール
ゴルフボールは、初心者のうちはOBや池などで失くしてしまうことが多いものです。気持ち多めに用意するのが良いです。最低でも10個〜20個程度あれば安心でしょう。
ゴルフウェア(一式)
ゴルフをするために必要な服装を一式揃えることも大切です。洋服そのものだけではなく、専用のゴルフシューズやサンバイザー(または帽子)なども忘れないようにしましょう。
回るゴルフコースによってはしっかりとドレスコードが定められている場合もあります。予めドレスコードの有無を確認しておき、ルールに沿った服装ができるように準備しておきましょう。
忘れてしまった場合は現地調達も可能ですが、マイグローブもしっかり用意しておくと安心です。
ゴルフティー
ゴルフティーは、ティーグラウンドで打つ時にボールを乗せて浮かせるための道具です。ドライバー用の「ロングティー」と、それ以外のクラブを打つ時用の「ショートティー」といった2種類があります。
折れたり紛失したりすることが多い道具なので、5本以上〜20本程度を目安に余裕を持って準備しておくと良いでしょう。
マーカー
自分の打ったボールがグリーンに乗った際、他のプレーヤーのパターラインの邪魔にならないようボールのあった位置の目印にするために使う道具です。初心者は忘れやすいものなので、必ず準備しておいてください。
自分の好きなデザインのものを予備を含めて2個程度用意しておきましょう。
ゴルフを趣味にするメリット!若者にもおすすめ
初心者には少し始めるのを躊躇われるゴルフですが、ゴルフを趣味にするメリットもたくさんあります。
運動不足の解消
まず思いつくのが運動不足の解消ですよね。ゴルフはサッカーや野球、テニスなどと比べてもハードな動きをするスポーツではありませんが、ラウンド中は結構長い距離を歩きます。
そのため、一日コースを回ると実はかなりの運動量になるのです。
スイングも全身運動になりますし、「ハードな動きをしたり短距離を走るのはきついけど、運動不足は解消したい」という方にはゴルフが向いていると思います。
老後まで楽しめる
ほとんどのスポーツは、歳を取ってしまうと若い人と同じように身体が動かず残念なパフォーマンスしかできなくなってしまいます。スポーツ選手を例にしてみても、30代や40代で現役引退してしまう選手は多いですよね。
しかし、ゴルフは他のスポーツに比べると身体の衰えが勝負に左右されることが少ないスポーツ。確かに若い人に比べて飛距離は落ちるかもしれませんが、スコアを伸ばすために必要なのは飛距離だけではないからです。
負けず嫌いで、若い人と同等にプレイしたい!という方にも向いていると言えます。
大人社会で大切なマナーを学べる
ゴルフは「紳士のスポーツ」と言われるほどマナーが重要視されるスポーツでもあります。「他人に迷惑をかけないようにプレーをする」ということが優先されていて、「時間を守ること」や「同伴者のプレーの妨げになるような事をしないこと」「安全を確保すること」など他者への配慮が求められるのです。
また、ゴルフは「審判がいないスポーツ」としても有名ですね。つまり不正をしようとすればいくらでも出来てしまうのですが、それをせず正々堂々と「自分を律する」ことが出来る人々のスポーツがゴルフなのです。
普段出会えない人と知り合えることも
今は会社のゴルフ接待はそこまで多くはないのかもしれませんが、まだまだゴルフは経営者や年齢層が上の方が好むスポーツのひとつです。
そのため、普段の日常生活では出会えないような人に会う事ができる可能性があります。そこから別の仕事に繋がったり視野を広めたりするきっかけになることもあるので、新しい出会いを求めている方にも良いのではないかと思います。
まとめ
今回は、大人の趣味として「紳士のスポーツ」と言われるゴルフを紹介しました。
ゴルフを趣味にするとお金がかかる……と思われていますが、その分長く楽しめる趣味ですし、コースを回る間に交流も生まれます。
ゴルフを通して服装やマナーなど「他者に配慮すること」を学べるという点は、実際の生活でも役立つところが多いかと思います。
「ゴルフは年齢が上の人たちがやるスポーツ」というイメージも大きいですが、社会人としての教養も学べるという点を考えると、若い時に趣味として始めるのも良いのかもしれませんね。